最後のひと葉 【また逢う日まで】
線香花火は中段から徐々に火花が減少していき、最後にパチッと一瞬の閃きを見せてから、
火玉がジボーッとしぼんで、余韻を残して消えていくように作る。アクセス数の推移(図1〜図5)参照
当サイトのアクセス数の推移
図1〜3は、徐々に下がりはじめた段階、図4〜5はパチッ から ジボーッの段階


アクセス数減少の背景
サイトのコンテンツと読者が望んでいることの乖離、及びその他の背景
(1)量的な変化:(管理会社の業務変動の平準化とコンプライアンスの強化)
コロナを契機として、管理会社の業務、特に総会業務は年間通じて平準化してきました。
コンプライアンスの強化でマニュアルに従った自主判断不要の定型業務になりました。
(2)質的な変化:(問題解決のための情報源として必要な条件)
問題の解決策を提示するときは、(財)マンション管理センター、(一社)マンション管理業協会
など、国の統制機関からの権威ある情報に基づくものであることが正当性の根拠となります。
当Hpは、会計や総会運営など基礎的情報が充実していますが、近年は、日本の閉塞状況
と世界の共同住宅法制との比較など、国の住宅法制への批判 Noisy article が多くなって、
現状体制における実務の効率的な遂行にとっては必要のないサイトになってきました。
(3)メディア媒体の変化:
TVショッピング番組で音楽CD販売の燈音舎提供「音楽のある風景」が、2025年3月31日をもって
23年間の番組を終了します。もうCDの時代ではない。Webも、PCからスマホに変わってきている。
23年続けてきて3月31日に終了するのも、その背景も、当Hpと同じです。
(燈音舎さんはTV放映は終了してもネット販売は継続し、在庫なくなり次第終了)
当Hpは情報量が多く、狭い画面のスマホ用に縮小すると頁数が膨むので、スマホ向けのサイト
では、コンテンツも短くする必要がありますが、そこまでして作る価値がありますか?
技術的な問題点
ドメインをそのまま移植するには、現在のサーバーを停止した後、他社のサーバーに
今まで使っていたInternet Initiative Japan Inc の登録アドレスを移植することに
なりますが、同一会社ではないので、手間と費用と根気が必要です。
新規のドメインを作るほうが楽ですが、最近主流となっているWordPressを使って、
出来上がっているひな型にコンテンツをそのまま乗せる方法ではなく、裏で支える
骨組み(CSSやperl言語のCGI)など、今まで手作りで作ってきたものをそのまま
移植するには、新しいサーバーの設定環境によっては出来ない事もある。
うちは貧乏なので、選べるサーバーのクラスにも限界がある。
最後のひと葉
オー・ヘンリーの短編小説 「最後のひと葉 (The Last Leaf) 」
肺炎にかかったジョンジーが外の煉瓦の壁の蔦の葉が日ごとに散っていくのを見て「最後の葉が落ちたら死ぬ」
と思い込む。それをあざ笑った階下に住むひねくれ者の老画家ベアマンは、葉が落ちる暴風雨の夜にその壁に
精緻な葉を描いた。残り続けている葉をみて、生きる希望を取り戻したジョンジーは奇跡的に快復を果たすが、
暴風雨の中、夜を徹して描いたベアマンは重い肺炎になり、その2日後に亡くなった。
同じひねくれ者としてベアマンの気持ちはよくわかる。彼は人のために描いたのではない。
自分を評価しない世間に対する反骨精神、おのれの技量を見せつけてやるという気合と根性が、
彼の生涯の傑作を生み出す原動力だった。
当サイトは、煉瓦の壁が家主の都合で撤去されるので、その壁にからまっていた蔦の始末について、
この機会に撤去するか、他の壁を探して穴を掘り、蔦の根ごと移植するかの ちっぽけな選択 です。