大規模修繕　目次

１．維持保全の目的とその手段

1. 維持保全の目的とその手段
2. 高経年マンションの問題点
3. 大規模修繕（計画修繕）の基本
4. マンション修繕工事の特殊性
5. 修繕工事項目の概要と修繕周期
6. マンション寿命、いつまで？
7. 築後８０年超を再生した事例

2. 専有部分と共用部分を理解しよう

1. 専有部分と共用部分を理解しよう
2. 改修工事の対象
3. 専有部配管類も組合で一斉に行う方向へ
4. その他の注意点

3. 大規模改修工事開始までの流れ

1. 建物調査診断
2. 改修工事設計・仕様書作成
3. 業者選定・工事監理

4. 修繕委員会を立ち上げよう

5. 専門家の選定と委託業務内容

1.専門家はなぜ必要か
　1) 効果的で総合的な修繕
　2) 監理の重要性
　3) 専門家の関わり方
　4) 責任施工方式における監理の問題点
2.代理人となれる監理者の条件
3. 第三者性はなぜ必要か
4. コンサルタントの選定方法
5. コンサルタントの業務内容
6. 二重関係回避の実例
7. 法律上の工事監理の意義
8. 公共工事における入札方式
9. 問題事例と成功事例

6. 建物診断

　建物診断
1. アフター点検の期限がきれる前
2. 長期修繕計画を作成する時
3. 大規模修繕の前
4. 築後20年以降
5. 建物診断ってどんなことをしているの？
6. 調査・診断技術
7. 躯体ひび割れの評価
8. 塗装付着強度の測定
9. 設備配管の残存寿命の評価

7.　改修設計

　改修設計
1. 改修設計の要点
2. 仕様書の作成
3. 躯体・外壁の改修
4. 防水・仕上げ・設備の改修
5. 共用設備配管の改修
6. 劣化状況による改修工事費の比較

8.　工事中の生活支障

　工事中に予想される生活支障
1. 日照と通風が遮断
2. 臭気、汚染化学物質が発散
3. 振動と騒音が発生
4. 自己責任・個人負担が発生
5. 工事設備スペースの確保
6. 停電・断水が必要となる工程
7. 共用部の使用制限
8. 占有部室内の使用制限

9.　資金計画

　　資金計画
1. 修繕積立金が不足する場合
1.1 不足する場合の優先度
1.2 借入れと一時金徴収
2. 工事金額が長期修繕計画の予算と乖離
する原因

10．施工業者選定の手順

　　工業者選定の手順
1. 最終改修計画案の策定
2. 改修計画案の説明会（臨時総会の承認）
3. 参加業者応募基準の策定
4. 基準にもとづく参加業者の募集
5. 見積参加業者への現場説明の開催
6. 設計、仕様内容についての質疑応答
7. 見積書の提出、集計、分析、業者選定
8. 数社の候補業者を選定
9. 選定候補数社に見積内容のヒヤリング開催

11.　総会を成功させよう

12.　工事契約

13.　工事説明会の開催

　工事説明会の開催
1.注意すべき一般的事項
2.技術的・具体的な説明事項

14.　工事着工から引き渡しまで

1. 定例工程会議の開催
2. 検査、確認立ち会い
3. 最終引き渡し検査
4. 引き渡し、最終金支払

15.　工事後のアフターも重要

1. 工事保証
2. 工事後のアフターサービス
3. 工事後のアフター点検
4. 法定点検表

16.　長期修繕計画を見直そう

1. 工事終了後の見直し
2. 修繕積立金はどうなる？
3. 設備の改修に備えよう

17.　高齢者対応改修

1. 高齢者対応改修の概要
2. 改修の具体例
3. エレベーター後付け設置
4. 団地における改修

18.　耐震改修

1.　耐震改修工法の種類
2.　耐震工事の影響
3.　耐震工事の事例
(1) 枠付き鉄骨ブレース補強
(2) RC造壁増設

18.　耐震改修（工事事例）（〜左より続く）

(3) 増打ち壁
(4) 鋼板壁増設
(5) そで壁補強
(6) そで壁補強（増打ち補強）
(7) 外付けフレーム補強
(8) バットレス補強
(9) 鋼板巻き立て補強
(10) 連続繊維巻き補強
(11) ＲＣ巻き立て補強
(12) 耐震スリットの設置
(13) 免震
(14) 制震

19.大規模修繕工事瑕疵保険

1.　業者の経営破綻リスク
2.　瑕疵保険の仕組み
3.　瑕疵保険の対象工事
4.　瑕疵保険を受取るときの注意
5.　入札と工事契約の注意点

大規模修繕事例のご紹介

C1.　将来につながる大規模修繕

1. 設計監理方式のきっかけ
2. 工事費用と節減金額
3. 修繕積立金の値上げ
4. 大規模修繕時の広報活動

C2.　築45年目の大規模修繕事例

1. ２回目（築45年）の大規模修繕
2. 電気幹線設備改修
3. 建築士から

C3.　修繕積立金値上げの事例

備えがおろそかになっていませんか？
1. 修繕積立金の目安
2. 既存のマンションは要注意
3　修繕積立金値上げの事例
4　長期修繕計画はマンションのヘッドライト

x1.　修繕の用語説明

1. 維持保全
2. 施工と監理
3. 防水の工法
4. シーリング関係
5. 屋上廻りの部位
6. 劣化状況
7. 耐震改修

x2.　修繕の基礎知識

1. 確認申請が必要なケース
2. 既存不適格の場合
3. 総合設計建築物・連担建築物
4. 共用部分リフォーム融資
5. 地方公共団体の助成制度

x3.　建築の用語説明

1. 構造に関する用語
2. 鉄筋のかぶり厚さ
3. 建設業(特定と一般)
4. 建設業法2019年改正